

神棚は家庭の精神的な支柱です。一家の者が心をあわせ、神様を敬い、祖先を尊び、子孫を愛する気持ちで毎朝神棚を拝めば必ずや神様やご先祖様のご守護により家庭も円満に治まり、子孫まで正しく栄えることができましょう。

神棚は一家の中心となる神聖なところですから、清らかで明るく、静かな高いところに儲け、お供え物をしたり、拝むのに都合が良いところがよろしいでしょう。向きは南向きか東向きがよいとされます。神札は、中央に、お伊勢様、向かって右に氏神様、向かって左に崇敬する神社の神札をおまつりします。(草加神社では毎年十二月二十四日ごろから新しいお札を授与所にて配布しております。)神様には、原則として毎日、朝食前に洗米(またはご飯)・塩・水をお供えします。珍しいもの・季節のもの・到来物などがある時にはそれらもお供えするとよいでしょう。

人は死後、祖先のみたまの中に加わり、家の守護神となって子孫を見守ることになります。私たちは、祖先のみたまを安らかに鎮めまつって厚くお祭りし、一家の繁栄を祈ることが大切です。毎日のお供え物をしておまつりするのはもとよりですが、春分の日、秋分の日や命日には特に手厚くおまつりします。また、神道では亡くなって一年、三年、五年、十年、二十年、三十年、四十年、五十年、百年に年祭を行う慣わしとなっています。

家庭でのおまつりは、神社の祭典を基準にし、それを簡略にした形のものですが、それぞれの家や地方の習慣によって異なることもありますから、近くの神社でくわしくきき、それに従ってもよいでしょう。次に神拝作法の一応の基準を示します。まず、手を荒い、口をすすいでお供えをし、神前にすわります。
@軽くおじぎをします。 A二回深くおじぎをし、二回手をうち、もう一回おじぎをします。(二拝二拍手一拝)
B軽くおじぎをします。
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